近頃リモートワークのため自宅で仕事をすることが増えました。
会社支給のノートPCを使っているのですが、小さい画面は長時間作業をするのにはあまり向きませんよね。
会社では外付けの大型ディスプレイに繋いで利用しています。
自宅にも外付けディスプレイはありますが、すでに別PCで使用しており繋ぎ変えるのが面倒なのでノートパソコンの画面のまま作業をしてしまうことが多いです。
「ディスプレイを無線化できればいいのに・・・」と思って調べたらすでに商品化されていました！
今回はパソコンディスプレイの無線化についてお伝えしていきます。
外付けディスプレイの利用は意外と面倒
冒頭でも記載しましたが、外付けディスプレイの利用は意外と面倒な場合があります。
筆者のようにディスプレイを1台しかもっていない場合、毎回ディスプレイのHDMIケーブルをつなぎ変えるのも面倒です。
パソコン毎に専用ディスプレイを用意できればいいのですが、そうもいきません。
ディスプレイの無線化アイテム 4K Wireless Display Adapter
そんな外付けディスプレイの悩みを解決するアイテムがマイクロソフトより発売されていました。
その名も「4K Wireless Display Adapter」。
名前の通り、4K対応のワイヤレスディスプレイアダプターとなっています。
接続方法は、ディスプレイやテレビのHDMI端子とUSB（Type-A)にこちらの製品を接続するだけです。ちなみにUSBはワイヤレスアダプターへの給電用です。
「4K Wireless Display Adapter」の特長
細かいスペックはMicrosoftのサイトをご確認いただくとして、ここでは特に気になった特徴を記載していきます。
Wi-Fi Directによる接続
Wi-Fi Directにより直接接続するため、Wi-Fiルーターがなくても大丈夫です。
普通のディスプレイケーブルではできないような、数十メートルの距離があっても接続することが可能です。
WindowsPCやAndroidから接続可能
miracastに対応したWindowsPCやAndroidからの接続がサポートされています。
スマホ（Android）にも対応しているのは意外でした。
テレビでの写真鑑賞会等に使えそうですね。
活用方法
1台のディスプレイを複数の機器で共有
今回の記事を書くきっかけになった内容です。
1台のディスプレイを複数の機器から簡単に共有することができます。
ケーブルの繋ぎ変えが不要なので、服が埃だらけにならなくて済みますね。
会議室の大型ディスプレイ用に
大きな会議室だと、全員がみられるように大型ディスプレイやプロジェクタが用意されていると思います。
HDMI端子と給電用USB端子さえあれば「4K Wireless Display Adapter」を利用可能なので、簡単にワイヤレス化可能です。
発表者ごとにケーブルをつなぎ変える手間がなく、それぞれが持ち込んだノートPCに接続を切り替えながら会議を進められるようになるため非常に便利そうです。
注意点
非常に便利そうな「4K Wireless Display Adapter」ですが、デメリットもあります。
無線による接続であるため、どうしても反応速度が優先接続よりも遅くなります。
特に反応性を求められるゲーム利用には向かないので注意が必要です。
私はゲームもやるので、ちょっと残念なポイントではあります。
最後に
多少のデメリットはありますが、リモートワークを行う上では非常に優れた製品だと言えます。
今回は「ディスプレイを無線化！マイクロソフト社の4K Wireless Display Adapter」という内容でお伝えしました。
