Microsoftが販売しているタブレットPC「Surface」の新機種「Surface Pro7+」が発表されました。
私は現在Surface Pro7を使っているので、気になって調べてみました。
旧機種である「Surface Pro7」との違いや購入方法に書いていきたいと思います。
Surface Pro7 と Surface Pro7+の違い
以下、Sureface Pro7と Surface Pro7+のスペックを表にまとめてみました。
Pro7+はLTEモデルとWi-Fiモデルで選択できるオプションに違いがあったので、分けて記載しています。
項目 | Surface Pro7 | Surface Pro7+ LTE | Surface Pro7+ Wi-Fi |
本体サイズ | 292 x 201 x 8.5 (mm) | 同じ | 同じ |
ディスプレイ | サイズ: 12.3 インチ 解像度: 2736 × 1824 縦横比: 3:2 タッチ: 10 ポイント マルチタッチ |
同じ | 同じ |
メモリ | 4GB/8GB/16GB | 8 GB/16 GB | 8 GB/16 GB/32 GB |
プロセッサ | デュアルコア 第 10 世代 IntelCorei3-1005G1 クアッドコア第 10 世代 IntelCorei5-1035G4 クアッドコア第 10 世代 IntelCorei7-1065G7 |
クアッドコア 第 11 世代インテルCorei5-1135G7 | デュアルコア 第 11 世代インテルCorei3-1115G4 クアッドコア 第 11 世代インテルCorei5-1135G7 クアッドコア 第 11 世代インテルCorei7-1165G7 |
セキュリティ | ファームウェア TPM Windows Hello 顔認証サインイン |
同じ | 同じ |
OS | Windows 10 Home | Windows 10 Pro | Windows 10 Pro |
Office | Office Home & Business 2019 | Microsoft 365 Business Standard Microsoft 365 Business Premium Microsoft 365 Apps 30 日間試用版 |
Microsoft 365 Business Standard Microsoft 365 Business Premium Microsoft 365 Apps 30 日間試用版 |
センサー | 光センサー 加速度センサー ジャイロスコープ 磁力計 |
同じ | 同じ |
重量 | i3、i5: 775 g i7: 790 g |
796 g | i3、i5: 770 g i7: 784 g |
ストレージ(SSD)容量 | 128GB 256GB 512GB 1TB |
128 GB 256 GB 512 GB |
128 GB 256 GB 512 GB 1 TB |
バッテリー駆動時間 | 最大 10.5 時間 | 最大 13.5 時間 | 最大 15 時間 |
グラフィックス | インテルUHD グラフィックス (i3) インテルIrisXe グラフィックス (i5, i7) |
同じ | 同じ |
外部端子 | USB-C× 1 フルサイズ USB-A × 1 3.5 mm ヘッドホン ジャック Surface Connect ポート × 1 Surface タイプ カバー ポート microSDXC カード リーダー Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応 |
USB-C× 1 フルサイズ USB-A × 1 3.5 mm ヘッドホン ジャック Surface Connect ポート × 1 Surface タイプ カバー ポート nano SIM × 1 Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応 |
USB-C× 1 フルサイズ USB-A × 1 3.5 mm ヘッドホン ジャック Surface Connect ポート × 1 Surface タイプ カバー ポート microSDXC カード リーダー Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応 |
カメラ、ビデオ、およびオーディオ | Windows Hello 顔認証用カメラ 5.0MP フロント カメラ 8.0 MP オートフォーカス機能付きリア カメラ Dual far-field スタジオ マイク Dolby Atmos搭載 1.6W ステレオ スピーカー |
同じ | 同じ |
ワイヤレス機能 | Wi-Fi 6: 802.11ax Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi 6: 802.11ax Bluetooth 5.0 LTE Advanced1 |
Wi-Fi 6: 802.11ax Bluetooth 5.0 |
外観 | 色: プラチナ、マット ブラック ボタン: 音量、電源 |
同じ | 同じ |
大きく変わっているのは、プロセッサの世代とバッテリー駆動時間、およびLTEモデルの有無です。
プロセッサの世代が変更に
プロセッサの世代がデュアルコア第10世代から第11世代に変化しています。
デュアルコア第11世代では省電力性能が向上し、より少ない電力でも高いクロックで動作するようになっています。
バッテリー駆動時間が大幅に増加
Pro7では10.5時間だったバッテリー駆動時間が、Pro7+では13.5~15時間へと大幅に増加しています。
これは上記のプロセッサ変更が寄与しているものと考えられます。
バッテリー駆動時間が10.5時間だと1日通して利用するには心元ありませんでしたが、13時間以上あれば安心して持ち運べますね。
LTE版が登場
Pro7はWi-Fiモデルだけでしたが、Pro7+にはLTEモデルが追加されています。
SIMカードを入れておけば、出先でもテザリングなしで利用できるのは嬉しいですね。
Wi-Fiモデルはメモリ32GBを選べる
Wi-Fiモデルのみ、メモリ32GBを選択可能となっています。
動画編集等の重い作業をする場合には、選択肢に入ってくると思います。
Surface Pro7+を購入すべきか
バッテリー駆動時間が伸びているのは嬉しいですが、それ以外はあまりメリットがないようです。
すでにSurface Pro7を使っている方はそれほど恩恵がないので、基本的に購入は見送りでよいでしょう。
以下に当てはまる場合は購入の検討余地があると思います。
- Surface Pro6以前の機種を使用している
- LTE対応のSurfaceが欲しい
- バッテリー駆動時間を少しでも伸ばしたい
- メモリ16GBのモデルを使っているが、さらにメモリを増やしたい
購入方法
Surface Pro7+はビジネス向けという位置みたいですが、Microsoftストアからでも購入できるようです。
購入先サイトを載せておきます。